カラーコードでコスメを検索できるWebサイト

コスメ業界で共通の「色番号」はある?便利なのに無い理由は?

  • URLをコピーしました!
コスメ業界で共通の色番号はある?
コスメ業界で共通の色番号はある?

このページでは、コスメ業界共通の「色番号」について調査しています。
色番号が無い理由や、色番号があることのメリットなどについても解説します。

目次

Q&A

質問者

コスメ業界で共通の色番号はありますか?

残念ながら、共通の色番号はありません

ブランドごとに、「RD01(レッド01番)」、「BR04(ブラウン04番)」などのように、色を指す番号のようなものはありますが、コスメ業界全体で共通の色番号はありません。

そこでさらに1つ疑問が出てきます。

質問者

共通の色番号があったら便利なのに、なぜ無いのですか?

今回は、「共通の色番号がない理由」についても考えていきます。

なぜ「共通の色番号」がないのか

コスメメーカーの立場になって考えてみます

理由1:差別化が難しくなる

化粧品を買いにお店に行くと、ブランドごとに陳列されています。
もしブランドごとではなく「共通の色番号」に基づいて陳列されていたら、どうでしょうか?

ブランドの差別化が難しくなり、消費者が製品を見てもどのブランドのものかが分かりにくくなります。
つまり、ブランドや製品が消費者の記憶に残りにくくなってしまうのです。

理由2:新製品の導入が難しくなる

他のブランドで同じ色番号の製品が既に存在している場合、自分のブランドでは新製品として販売しにくくなります。

理由3:製造方法や材料の違いから「共通の色番号」を作ることが難しい

化粧品は、ブランドそれぞれで製造方法や材料が異なります。同じ着色料を同じ量だけ使用して口紅を作ったとしても、ブランドごとに色味に差異が出てくる可能性があります。

また、同じ色味の口紅だと思って別のブランドの口紅を使用してみても、肌の色味、光の強さや環境(自然光や蛍光灯など)、個人的な感覚によってまったく別の色として感じる場合があります。

つまり、「共通の色番号」を作って化粧品を測定し、それぞれの色番号にカテゴライズすること自体も難しく、カテゴライズされたとしても実際の色味とは異なる可能性があります。

コスメメーカーにとっては、他にもデメリットが色々ありそうです

「共通の色番号」があることのメリット

ですが、消費者にとってはメリットが多くあります!

メリット1:特定の色のコスメを探しやすくなる

「廃盤になってしまった口紅と同じ色の口紅を探したい」「推しのメンバーカラーの化粧品を探したい」「メイクを服やアクセサリーの色に合わせたい」といった場合は、共通の色番号があると探しやすくなります。

メリット2:コスメ代を節約できる

例えば、同じ色味で価格が異なるファンデーションが2つ(AとB)があるとします。
Aは8,000円のファンデーションで、Bは2,000円のファンデーションです。

ブランドや特徴(美容成分、保湿成分、パウダータイプ、リキッドタイプなど)にこだわりがないとしたら、より安価なBのファンデーションを購入することで、コスメ代を節約することができます。

もし「共通の色番号」があれば、さまざまなブランドの化粧品をまとめて比較検討できるため、色味にこだわりつつもコスメ代を節約できるかもしれません。

メリット3:色選びの基準になる

自分の身近な人や、美容スタッフさん、インフルエンサーの方々に「イエベ(のあなた)にはこのチークが合っている」と言われてオススメされても、「本当に合っているかな…?」と迷ったことはありませんか?

先ほど述べた『肌の色味、光の強さや環境(自然光や蛍光灯など)、個人的な感覚によってまったく別の色として感じる場合がある』ことが原因の一つです。

しかし、共通の色番号があれば、「このチークは、今使っているチークと近い色番号だから私に合うかも」というように、化粧品選びの大きな判断材料になります。
「コスメの色選びに失敗する」といったことも減るかもしれません。

他にもメリットはありそうですね!

コスメ業界共通の色番号はないけど、色で検索することはできる!

質問者

メリットはあっても、業界共通の色番号はないのですよね…

はい、コスメ業界で共通の色番号はありません。
ですが、カラーコードで化粧品を検索することはできます!

カラーコードで化粧品を検索できるWebサイト「#ColorCode Cosme

#ColorCode Cosme」では、カラーコードで化粧品を検索することができます

カラーコードとは?

カラーコードは、カラー(色)をコンピューターシステムで表現するための符号やコードです。
主に数値や文字列で構成され、さまざまな色を明示的に指定するために使用されます。

カラーコードの例)

#ffffff

#000000

#e2bf94

#85260e

#608621

#2f4290

カラーコードは、デジタルで絵を描くイラストレーターやWebデザイナー、印刷業界の方々など、デザインに関わる人々にとっては馴染み深い言葉です。

コスメ業界は、さまざま理由からブランドの垣根を越えた「共通の色番号」というものは存在しません。

ですが「#ColorCode Cosme」では各ブランドの公式情報をもとにカラーコードを定義し、データベースにまとめています。
これにより、色(カラーコード)で簡単にコスメを検索することができます。

ただし、カラーコードは必ずしも一致するものではなく、実際の製品の色味とは異なる可能性もあります。
正確な色味については各製品の販売元や公式Webサイトで確認することをお勧めします。
詳しくは「#ColorCode Cosme」の利用規約を確認してください。

まとめ

コスメ業界で共通の「色番号」は…

残念ながら、ありません。

ブランドの差別化が難しくなる、新製品の導入が難しくなる、「共通の色番号」を作ること自体が難しいなどという理由から、共通の色番号はないと思われます。

色で化粧品を検索するなら

カラーコードで化粧品を検索できる『#ColorCode Cosme

特定の色のコスメを探したい時などにオススメです。

今回は、コスメ業界で共通の「色番号」はあるのか、便利なのに無い理由は何なのかについて紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

目次